朝からおいしいコーヒーを飲んで出勤したい!けど、できる限り朝は寝たい…
インスタントは手軽で便利だけど、やっぱりおいしくない…
カプセル式のマシンもいいけど、ランニングコストがかかりそう…
全自動コーヒーマシンがほしい!けど、お手入れ大変なのかな…
テレワークで家でコーヒー飲む機会が増えた。
けど、いちいちコーヒーを入れるのがめんどうだな…
上記のような悩みを持つ方が多いのでしょうか。
私もコーヒー大好きで、1日1Lコーヒーを飲んでいます。
コーヒー暴飲家の私が、デロンギ製のECAM23120を購入し、憧れのコーヒーライフ手に入れて7年以上がたちました(2014年11月22日から使用しています)。

その後、ラテアートに没頭してしまい、ECO310に買い替え(買い増し?)もしています(笑)。

決してECAM23120が壊れたわけではありません。

↑ECO310でラテアートを楽しんでます(私が描いたラテアートです)。
そこで、デロンギ製の2機種のエスプレッソマシンを7年以上、3年以上使用した私がECAM23120の買ってよかったと思える点、デメリット(注意点など)を私の体験談もまじえてお伝えできればと思います。
ECO310のレビュー記事はこちらです。

この記事を読んでいただければ、ECAM23120を購入するべきか、他の機種を買うべきかが分かります。
ぜひ最後までご覧ください!
結論:ECAM23120を買うべき人は…
結論から言うと、コーヒー通ではないけど、インスタントは嫌で購入を迷っている人は今すぐ買うことをお勧めします。
逆に、ラテアートに挑戦したい人や、味にこだわりのある人といった、コーヒーが趣味の方は他の機種を一度検討されることをお勧めします。

ECAM23120でもラテアートはできますが、上達していけば自分でエスプレッソを抽出したくなりますよ(笑)
詳細は今から説明していきますね。
ECAM23120購入の経緯
ECAM23120が欲しかった理由は、いくつかあります。
コーヒー飲んでを朝からリフレッシュしたい
↓
けど、朝ゆっくりコーヒーなんて入れている時間なんてない!
朝はぎりぎりまで寝ていたい
↓
とはいえ、インスタントはなぁ…
↓
全自動でエスプレッソ飲めるの?
↓
ECAM23120が手ごろな価格に
↓
購入
当時の私は、理想のコーヒーライフを手に入れたかったのです。
最終的な購入の引き金はセールがあったからですね。
価格comを見ると定期的に値段が下がるタイミングがあります


私の場合、「今が安いタイミング!」と思い当時の安いタイミングで買いました。
デロンギ公式オンラインストアでもたまにセールがやっていたりするので、購入前に一度確認されることをおすすめします。
2022年1月8日追記
※ECAM23120は生産終了しているのでオンラインストアからは残念ながら購入できません。
楽天や、ヨドバシカメラであれば購入できるみたいです。
購入前に気にしていたこと
購入前に私が気にしていたこととがいくつかあるので紹介します。
お手入れは?めんどくさくない?
掃除が必要な箇所はざっくり4つあります。
下に掃除項目と、掃除頻度をまとめてみました。
・内部抽出ユニット(月1)
・カス受け(毎日)
・水受け皿(毎日が○)
・ノズル(使ったら)
一つ一つ見ていきましょう。
内部抽出ユニット(月1)


マシンに格納されています。


マシンから取り出した内部抽出ユニットです。
水でジャーっと丸洗いできます。
カス受け(毎日)


カス受けにカスがたまった写真です。たまったら捨てましょう。
使った日の最後に水で丸洗いするのをお勧めします。
エスプレッソの抽出カス(業界ではコーヒーケーキと呼ばれます)は温かく、湿っています。
そのままずっと放置しておくと当然ですが、カビが発生します。
カス受けとは言え、不衛生なマシンで抽出するのは気が引けますよね。
カスを捨てて、カス受けを洗う感覚は食器洗いをする感覚と同じです。
実際やってみても、そこまでめんどくさくはありませんでした。
洗う皿が2,3枚増える程度の感覚です。
水受け皿(毎日が○)
ノズル(使ったら)


↑フロッサ―です
分解すると外れます。


↑取り外したフロッサ―(右)
左のパーツは、スチーミングしやすいように私が加工(切断)したものなので無視してください。
下降した場合だと、フロッサ―の中にあった青色のチューブが剥き出しになります。


↑青色のチューブ
スチームミルクを作るときは、牛乳が触れるパーツです。
使用したら取り外して洗浄しましょう。
抽出時の音はうるさい?
実際に音量を計測してみました。
まず、電源入れてスタンバイ開始までです。


最大74dBでした。
ただし、この音は本当に一瞬です(1秒もないです)



だいたい50~60dBぐらい(≒走行中の車内の音量)ですね
次に、抽出中の音も測定してみました。


こちらは、最初に豆を挽く音量(約70dB≒セミの鳴き声)があるため、先ほどよりかは音量が大きめですね…
しかし、ずっとこの音量が続いているのではなく、5秒ぐらいです。
平均すると50dBぐらいでした。
体感的には、一番うるさい時の場合でも、掃除機くらいの音が合計1分くらい続く程度だと思います。
一軒家に住んでいるせいか、私はほとんど気にはならない程度の音でした
買って分かったデメリット
単においしいコーヒーを飲む分にはデメリットはありません。
断言します。普通の人にとって、この商品は間違いなく買いです。
迷っている人は今すぐ買って、快適なコーヒーライフを手に入れましょう。QOLが爆上がりします。
ただし、ECO310と比較するとデメリットはいくつかあります。
しかし、このデメリットは味や、ラテアートをする上で超こだわる人(≒コーヒーが趣味な人)向けです。


(超こだわる人向け その1)抽出圧が弱く、エスプレッソのクレマが薄い
カタログ上では抽出能力は一緒ですが、ECO310と比較するとクレマの量が違います。
ECAM23120で抽出したエスプレッソはクレマ層が薄いです。
抽出速度もECAM23120はわりとはやめです。
一般的にはエスプレッソ1杯抽出するのに30秒かかると言われますが、10秒~20秒で抽出されます(おそらくタンピング圧が弱いから?)。
また当然ですが、全自動のため、自分でタンピングの圧を調整することはですよね。
自分でラテアートを描いてみたい!ヘーゼルナッツ色の分厚いクレマが必要だ!と考える人は、ECAM23120はおすすめしません。
自分でタンピングできるエスプレッソマシン(ECO310など)を買いましょう。



そこまでこだわる人はそもそも全自動マシンを選ばないでしょうね…
(超こだわる人向け その2)スチーム圧が弱い
ECO310との比較ですが、ECAM23120のスチーム圧は弱いです。
つまり、フォームドミルクができるまでに時間がかかります。
エスプレッソを抽出したのちに、フォームドミルクをつくろうとすると、「あれ、クレマ薄くなった?」と感じます。
私はそれが嫌だったので、作るのに時間のかかるにフォームドミルクを先に作ってから、その後にエスプレッソ抽出するようにしました。
とはいえ、この程度のラテアートであればECAM23120でも描けちゃいます


↑私がECAM23120で書いたラテアート(葉っぱ:Leaf)です


↑ECAM23120でクマとかもかけます


↑猫もかけます
ECAM23120を買うと訪れる快適コーヒーライフ(メリット)
さきほど、コーヒーが趣味な人向けにデメリットを挙げました
しかし、これに当てはまる人はごく少数だと思いますので、ECAM23120を買ってよかった3つの理由を紹介します。
ボタンひとつで、忙しい朝でも豆からひいたおいしいコーヒーが飲める
このメリットが素晴らしすぎます。
想像してみてください。
朝起きて、眠い中ボタンさえ押せば、豆から淹れたコーヒーが飲めるんですよ。
マシンにマグカップを置いてボタンを押すだけで、家で挽きたての豆から淹れたコーヒーが飲めちゃいます。
結果、QOLが爆上がりします。
コーヒー目的でカフェに行かなくなるため、節約になる
カフェラテを飲むことを考えてみましょう
豆代、牛乳代を入れてもECAM23120を使えば1杯100円くらいです。
これを知ってしまうと、スタバや、コンビニでカフェラテを注文できなくなります。
コンビニやスタバに行く頻度も減るため、ついで買いによる無駄な買い物も減ります。
塵が積もると山になって、大きな節約になります。
他人から注目されるネタになる
家にエスプレッソマシンがあると、周りから羨ましがられます。
欲しいと思っていても、買わない人が多いからです。
そんな中、家にコーヒーサーバーのごとく、全自動エスプレッソマシンがあると人に言えば話が盛り上がること間違い無しです。
ちょっと練習してラテアートが描けるようになったら、みんなから「飲んでみたい!」となります(笑)
学生であれば家がたまり場になってしまうかもしれませんね。


まとめ
ECAM23120のレビューを行いました。
超こだわる人向け(≒ラテアートに挑戦してみたい人)にはあまりお勧めできませんが、普通においしいコーヒーのみたなぁと考えている人は間違いなく買いの1品です。
私は、ECO310も持っていますが、ECAM23120を買って幸せになる人は“朝忙しいけど、おいしいコーヒーを飲みたい会社員”、“ランニングコストを抑えたい方”、“テレワークになって、家でおいしいコーヒーを飲みたい会社員”です。
毎朝挽きたての豆で淹れるコーヒーから始まる生活、快適ですよ(^-^)
※ECAM23120は生産終了しているので、昔と比べるとかなりお得な値段で購入できるみたいです
今はホワイトもあるのですね



これはこれですごくおしゃれ! けどコーヒー飛び散って汚れそう…

